牛肉とトマトの炒め物
牛肉とトマトの炒めもの |
日本での露地栽培のトマトの旬は6月~9月ということだそうです。
今は季節が外れてはいますが、トマトはそのまま食べても調味料として使っても素晴らしい味わいを発揮してくれますよね!
今回は、トマトを使った『牛肉とトマトの炒め物』です。
この料理はスープが多いので、炒め物と煮物の美味しさを両方味わえます。
トマトの酸味が料理全体にサッパリとした味わいをプラスして、これがまた食欲をそそるんですよね。
この料理はどの地方の料理なのかはよく分からないのですが、多分香港料理だと思います。
前に香港料理店で、これとよく似た味のソースに溶き卵を加えて加熱し、フワトロにして白米にかけた料理を食べたことがあります。
使っている食材も似た感じでした。
西洋料理と東洋料理が融合したような一品でした。
トマト
トマト |
トマトはナス科トマト属の1年生果菜で、16世紀以前、原産地アンデスの高地にあった種をメキシコのアステカ族が栽培を始めたといわれています。
16世紀になってジャガイモと共にヨーロッパに渡ったようです。
当初トマトは『poison apple』と呼ばれて毒を持っていると思われていていたので観賞用とされていました。
18世紀になって食用にしようと考える人が現れ、長期間に及ぶ品種改良を繰り返し、現在のようなトマトとなっていきました。
19世紀になって食用として広く栽培され始めたそうです。
日本には1661年から1673年頃に長崎へ伝わったのが最初とされています。
当時は『唐柿』と呼ばれていました。
やはり日本でも当初は観賞用(なんだか実は青臭いし、真っ赤な色合いが気味悪いと敬遠されていた。)とされていていました。
食用として利用されるようになったのは西洋の食文化が入ってきた明治以降からだそうです。
材料(2人分)
- 牛もも肉・・・150グラム
- トマト・・・1個
- 絹さや・・・4枚
- 長ネギ・・・10センチ
- 生姜・・・少量
- 鶏ガラスープ・・・80ml
- オイスターソース・・・大さじ0.5杯
- トマトケチャップ・・・大さじ2杯
- ウスターソース・・・大さじ0.5杯
- 砂糖・・・小さじ0.5杯
- 塩・・・適量
- 胡椒・・・適量
- 醤油・・・少量
- ごま油・・・少量
- 水溶き片栗粉・・・適量
代用食品
上記の材料が揃わない場合の代用の食材の一例です。
家にある食材を使って作ってみてください!
なにか新しい発見があるかもしれません!
- 絹さやの代用・・・スナップエンドウ、インゲン
- ごま油の代用・・・ネギ油、家に常備してある油
- 牛もも肉の代用・・・鶏もも肉
- ウスターソースの代用・・・中濃ソース、とんかつソース、お好みソース
作り方
- 食べやすく切った牛もも肉をボウルに入れ、醤油、ごま油、塩、胡椒、水を加えて手でよく揉みます。
- 中華鍋に油をひいて熱し、牛肉を入れて軽く炒めてから取り出します。
- 中華鍋に油をひいて熱し、薄切りにした生姜、2センチ程度に切った長ネギを入れて炒めます。
- 良い香りがしてきたらくし切りにしたトマト、絹さやを加えて炒め合わせます。
- ソース(鶏ガラスープ、トマトケチャップ、ウスターソース、オイスターソース、砂糖、塩を混ぜ合わせたもの。)と牛肉を加えます。
- 軽く煮詰めるように煮込んでいきます。
- トマトがトロリと溶けてきたら、水溶き片栗粉を回し入れてトロミを付けて出来上がりです。
食材の旬
- トマト:6~8月(露地栽培)
- 絹さや:3~6月
- 長ネギ:12~2月
- 生姜:6~8月(新生姜)、9~11月(根生姜)
にほんブログ村
コメント
コメントを投稿