マカロニ入り牡蠣のイタリア風チャウダー
マカロニ入り牡蠣のイタリア風チャウダー |
牡蠣の潮の香りとセロリの爽やかな香りの豊潤さと、ミルキーで優しい味わいのパスタ入りのスープです。
パスタの量はお好み次第です。
ガッツリと食べたい人は沢山入れると、ボリュームと満足感が上がりますね。
クラムチャウダーはアメリカ生まれ
チャウダーって見た目がヨーロッパ料理な感じがしますが、アメリカ生まれのスープの一種です。
『ニューイングランド風クラムチャウダー』
ニューイングランド風クラムチャウダー |
牛乳や生クリームをベースとしたトロリとした白い色合いのクリームスープです。
ニューイングランドは、アメリカ合衆国北東部の6州(北から南へメイン州、ニューハンプシャー州、バーモント州、マサチューセッツ州、ロードアイランド州、コネチカット州)を合わせた地方。
中心都市はボストン。
『マンハッタン風クラムチャウダー』
マンハッタン風クラムチャウダー |
トマトとコンソメをベースとしたサラリとした赤い色合いのスープです。
マンハッタンは、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市の地区名で、ハドソン川河口部の中州であるマンハッタン島 あるいはマンハッタン島が大部分を占めるマンハッタン区。
ホンビノスガイ
日本ではアサリを使うのが一般的ですが、アメリカではホンビノスガイを使うのが一般的です。
ホンビノスガイの外観 |
身はアサリと比べて格段に大きく、加熱すると硬くなるのですが、コシコシと噛んでいるとジューシーな旨味が口の中に広がってきます。
ホンビノスガイの身 |
ホンビノスガイは、日本にはもともと生息していなかったそうですが、1998年に千葉市ではじめて発見されたそうです。
原産地である北米大陸から船舶の船体に付着したかバラスト水の中に混ざって運ばれ千葉周辺の港で放出されたのではないかと考えられています。
ホンビノスガイは繁殖力が強く、どんどん増えていったそうで、漁に出ればこの貝がガンガン捕れるようになったそうです。
でも外来種なだけに売り物にはできないしで当初は困っていたそうですが、逆転の発想で『大アサリ』だとか『白ハマグリ』という名前で呼んで売っていこうと思いついたそうです。
現在では千葉の名物(焼きホンビノスガイ等)ともなっているそうですね。
材料(2人分)
- 牡蠣・・・スープ用10個
- 牡蠣・・・ソテー用10個
- 牛乳・・・140ml
- エシャロット・・・1個
- ニンニク・・・2片
- タイム(粉末)・・・一振り
- セロリ・・・20グラム
- 塩・・・少々
- 薄力粉・・・少量
- EX・ヴァージン・オリーブオイル・・・適量
- ブイヨンスープ・・・30ml
- マカロニ・・・100グラム
代用食品
上記の材料が揃わない場合の代用の食材の一例です。
家にある食材を使って作ってみてください!
なにか新しい発見があるかもしれません!
- エシャロットの代用:玉ねぎ
- タイムの代用:オレガノ、マジョラム
作り方
- ニンニクは予め茹でておきます。
- 鍋にオリーブオイルを引いて熱し、エシャロットの薄切り、ニンニク、タイム(粉末)を入れて弱火で炒めます。
- そこにスープ用の牡蠣を入れ、塩を軽く振り掛けながらソテーします。
- セロリのみじん切りを加えて軽く炒め、牛乳を注ぎ入れます。
- 沸騰してきたら、ブイヨンスープを加えます。
- それら鍋にあるもの全てをミキサーにかけて粉々にします。
- 粉々になった液体をこし器でこして、滑らかなスープにします。
- マカロニを茹で始めます。
- ソテー用の牡蠣に軽く塩をして、薄力粉をはたき、オリーブオイルを引いて熱したフライパンでソテーします。
- 茹で上がったマカロニは、すぐにスープに入れて、温めます。
- スープを器に盛って、ソテーした牡蠣をのせて出来上がりです。
食材の旬
- 牡蠣:12~4月(真牡蠣)、6~8月(岩牡蠣)
- エシャロット:7~10月
- ニンニク:6~8月
- タイム:4~10月(暖地)、7~10月(寒冷地)
- セロリ:11~5月(静岡県産)、5~10月(長野県産)
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